和田岬周辺でメディアに出まくる有名店のうちの一軒、駄菓子屋の「淡路屋」。子供とよく行きますが、何度も取材されているのを目撃しています。
お店の品ぞろえは「ザ・駄菓子屋」といった感じで、たくさんのお菓子が所狭しと並んでいます。
が、ただ駄菓子があるだけの店ではありません。昭和レトロなオモチャやキャラクターグッズもあり、親は「あったあった!!」となること必至。
さらに、この駄菓子屋の売りは、女性店主の作るクレープなどの手作りおやつ系。子供も大人も100円握りしめて通いつめたくなるお店です。
2023/05/21|淡路屋がレトロ雑貨屋さんとタッグを組んだレトロ雑貨の販売イベントあがるよ!
淡路屋は子連れで行きやすい?
店内は広くないのでベビーカーでの入店は難しいです。
赤ちゃん連れのベビーカーママが店内に入る場合には抱っこ紐があった方がいいです。
ただ、お店の前にカゴが積まれていて、そこに買いたいお菓子を入れてお店の人に渡して計算してもらう方式なので、必ずしも親が入店しなくても購入はできます。
子供にカゴを持たせて欲しいお菓子を選んでもらったら、お会計はクレープの注文窓口から頼めば大丈夫!
知育にも効果的?!100円あれば十分すぎる淡路屋は子供の楽園
店内にはお菓子がびっしり。外にもお菓子の棚が。
淡路屋で一番安いお菓子は5円。他にも10円のお菓子のラインナップも多く、100円あればいくつもお菓子が買えてしまう淡路屋は子供にとっては天国!
お菓子だけでなく「くじ」系も大人気。スーパーボールくじや鈴くじの値段はだいたい50円。
我が家では1回に使っていい金額は100円なので、お菓子を買うかくじをひくかいつも悩んでいます。
駄菓子屋の良いところは真剣に計算をするところ。
どうせなら「100円ぴったりまで買いたい!」わけで、どうしても欲しいものを選んだあとは、残りをどう組み合わせれば100円ぴったりになるのか必死に計算します。
テストでは間違えるのに、淡路屋では間違えない。いやいや、テストも同じくらい真剣に取り組んでくださいよー!と突っ込みたくなります。
子供が足し算を勉強中という場合にはぜひ!
大人には淡路屋の昭和レトロな玩具や雑貨が熱い
さて、子供と一緒に淡路屋に行った時の大人の楽しみといえば、ビール…
ではなく、昭和レトロな雑貨やおもちゃを見ることです。※瓶ビールもあるのです。
店内にはお菓子に混ざってあちこちに昭和生まれが涙ちょちょぎれる懐かしのアニメグッズや雑貨が置いてあります。
最近「あったあった!!」となったのはキャベツ畑人形のグッズ。
今時の言葉で言えばキモかわな人形。なぜあんなにブームになったのかという疑問と生き残っていてくれたか!という嬉しさと。駄菓子屋の片隅で思わず感慨にふけってしまいます。
そして、チェックを忘れてはいけないのが、お店向かって左側のショールーム。
こちらにも昭和グッズが。アニメグッズが多いですが、昔懐かしい昭和レトロ柄の鍋やポットがあることも。
この日は忍者ハットリくんや懐かしのファミコンが!
ちゃんと中身が入れ替わっているので、買っていく人がいるということ。駄菓子の数百~数千倍の値段のものもあるので、かなり売り上げに貢献しているのかも?※勝手な推測です
一番人気?!淡路屋の店主「ねえちゃん」が作るクレープ
お店の女主人は子供達に「ねえちゃん」と呼ばれています。
ねえちゃんが食堂だった淡路屋を引き継いでからメニューにクレープが加わりました。
私が神戸に引っ越してきた9年くらい前は、店内でオムそばやそばめしなどの粉もんメニューを食べられるお店でした。
現在、客席は駄菓子で埋め尽くされ、クレープが淡路屋の看板商品です。
特にミニクレープが子供たちに大人気!
その秘密は100円という値段。でも安いからと侮るなかれ、ちゃんと作られたクレープで、私が手に持った時のサイズ感がこれくらい。
我が家の息子4歳はバナナミニクレープがお気にいり。バナナ、缶詰ミカン、ホイップクリームの入ったクレープは子供が食べきるのにピッタリサイズ。
お財布に優しい価格なのでママ友何人かで子連れで来て、ママも子供も全員注文しているのはよく見る光景。たくさんの注文にねえちゃんは大忙しです。
もちろん大きいサイズもあります。こちらは大人が食べても十分なサイズ。しっかり目に焼かれた皮が懐かしい感じのクレープです。
写真はココアクリーム380円。我が家の娘のお気に入りです。
下の写真はクレープ全メニューです。こちらの写真は少し前のもので、実は大きい方のクレープはもっと安かったのです。ココアクリームは330円でした。※3枚上の画像が現在の価格です。
ご存じの通り何もかも値上がりしている状況で、大きなクレープは値上げとなりましたがミニクレープは価格据え置きというところに店主の心意気を感じます。
甘いクレープだけでなく、コロッケやメンチカツという揚げ物系やツナなどのしょっぱい系も充実しています。
実はコロッケなどの揚げ物系は単体でも注文可能。また、小さなカップ麺の「ペペロンチーノ」に目玉焼きを乗せたスペシャルメニューなど小腹にたまる系もあります。
ペペロンチーノが食べられる駄菓子屋は他にもある。だけど、手作りの目玉焼きを乗せてくれる店は聞いたことがない。あったらゴメン。
この隙のないオヤツのラインナップはねえちゃんの情熱以外の何物でもありません。
そして、夏場にはかき氷とところてんがメニューに加わります。去年2022年の夏にメニューで見かけた「メガ盛ところてん」今年こそはチャレンジしてみたい!
このブログを読んでいる方も、ぜひこべっこランドの帰りに淡路屋に遊びに行ってみてください!
最後に・・・
淡路屋には「兵庫鉱泉所」のジュースがそろっています
兵庫鉱泉所とは長田区にあるジュースの会社。マニアの間でひそかな人気ですが、昔ながらの瓶を再利用するスタイルのため長田区以外ではほとんど手に入らない幻の飲み物です。
有名なのはみかん水「アップル」。みかん水なのにアップルという謎のネーミング。しかも「one Ace(ワンエース)」の瓶に入っているというカオスな状況。
瓶を再利用するリターナブルな製法のこちらの会社、アップルの瓶がなくなってしまったためワンエースの瓶を使っているからとのこと。
淡路屋ではアップルはもちろん、シャンペンサイダーやクリームソーダ、ラムネの4種類も取り扱っています。飲んだら瓶はお店に返却します。
ちなみに、和田岬の笠松商店街の銭湯「笠松湯」でもアップルとラムネが飲めますよ。
駄菓子屋「淡路屋」の店舗情報
営業時間 | 11:30~18:30 |
定休日 | 月曜日 |
ウェブサイト | 淡路屋公式ブログ |
子連れ情報 | ベビーカーでの入店:難しい |
電話番号 | 078-671-1939 |
住所 | 神戸市兵庫区笠松通7丁目3-6 |
アクセス
和田岬駅から徒歩4分
こべっこランドから徒歩10分
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